TBC
ShoreMaster'sTournament 2002
THE OPEN
3月31日、本年のトーナメントトレイルに先立ち、オープン戦が開催された。
早春の大江川に36名が集まり、今年の大江川戦を占うかのように魚の反応を確かめていた。
今年の大江川は、暖冬の影響から、早期より水温があがり、2月中旬から良い報告が届いている。
例年、3月の声を聞いてからミノーに反応し始めるバス達が、今年はいきなりスピナーベイトに反応し始めたようだ。プラに入っていたメンバーからも、スピナベ中心に10本という景気の良い報告があり、春のストロングパターンが炸裂か!とも思われたが、トーナメントでは不発に終わり、ワーム系で誘ったアングラーに軍配が上がったようだ。
当日の結果は以下の通り。
アメリカ帰りの平野君がフロリダリグで50UPを獲り、復帰後初のタイトルを手にした。
大会参加人数36名ウェイイン9名(25%)

優勝
No 060 平野 正 2740g
エリア:チューリップ橋下流東岸
ロッド:トラッドスティック
リール:ABU1600C
ライン:おおのスペシャル 12lb
ルアー:ノリーズエスケープジャングル
カラー:ブラウン ブラックフレーク
リグ :フロリダリグ 1/32
ACT:シェイク
2位
GUEST 石黒 拓磨 1740g
エリア:内記水門周辺
ロッド:G・ルーミス IMX720
リール:TOURNAMENT Z2500
ライン:スーパーハード 5lb
ルアー:ZOOM オリジナルズーム
カラー:ウォーターメロンシード
リグ :ネコリグ
ACT:チョンチョン
3位
No 369 尾田 良伸 1090g
エリア:深浜古琴寿司裏
ロッド:カリスマスティック 68ML
リール:ステラ AR−2500S
ライン:FCスナイパー 6lb
ルアー:カットテール 4インチ
カラー:ジュンバグカラー
カラー:ウォーターメロンペッパー
リグ :ジグヘッド
ACT:トゥイッチ&シェイク
1st stage
暖冬と言われた今年の冬だったが、春の訪れは予想以上の早さで訪れ、また去っていった。フィールドの様子も通年より1ヶ月以上早い動きとなっているようだ。2月の半ばからバスの活性が上がったかと思いきや、4月14日の時点ですでにアフターとなっている。西大江では稚魚の群れが泳ぎ回り、3月末にあれだけ上向きだった活性は、一気に沈黙した。今回 68名のトーナメンターがやっきになってもウェイインが果たせた者は僅かに15名。しかもリミットの2尾をそろえられた者はたったの1名であった。昨年の記録では8位のウェイトが今回の優勝ウェイトである事からも、かなりの苦戦が感じ取られる第1戦となった。
第1戦を制したのは、菱田 正勝 氏 彼は去年の第1戦も制しており、尾方、平野、伊藤、に続く第4の春のスペシャリストと言えるだろう。
本年は全戦を大江川開催とし、昨年までエリアとした養老一帯をクローズとした。
中部を代表する大江川、そこで繰り広げられる本年のバトルに期待して頂きたい。
4月14日(日)天候:晴れ 競技時間 7:00〜11:00 参加人数 68名 ウェイイン 15名 リミットサイズ25cm リミット本数2尾
エリア 最下流水門を南限とする大江川、福江川、中江川、及びそれらの川と水路で繋がる野池、水路。シシ池(中江川)についてはエリア外
記録は2尾までの合計重量。リグ、ACT等のデータは本人が公開を許可する範囲で記載されています。

優勝 No393 菱田 正勝 1590g
エリア:資料館裏
ロッド:テムジン エアリアルHP
リール:イグニス 2004
ライン:バスザイル 4.5lb
ルアー:カットテール 4インチ
カラー:ウォーターメロン
リグ :ネコリグ
ACT:シェイク
2位 No000 所 好宏 1380g
エリア:深浜 古琴寿司裏
ロッド:ハートランドZ 601MLXS-S
リール:ツインパワー2000
ライン:スーパーハード 4lb
ルアー:カットテール 4インチ
カラー:ウォーターメロン
リグ :ノーシンカー
ACT:ズル引き
3位 No224 沖島 純一 1310g
エリア:牛池
ロッド:デストロイヤー F5-510X
リール:アンタレス
ライン:ニトロン フロロ 10lb
ルアー:オリジナルラバージグ 1/4oz
カラー:ブラック
リグ :
ACT:ボトムバンピング
4位 No410 橋本 英樹 900g
5位 No344 瀬戸山 貴寿 880g
2nd stage calbee CUP
5月12日岐阜県大江川一帯においてTBC Shore Master's Tournament 第2戦Calbeecupが行われた。初戦を不本意な結果で迎えた今年のトーナメントだが、大江川の好調は変わっておらず、あちこちから、良い話が飛び込んできている。アフターから抜けるこの季節をいかに釣りきるかが今年の成績の方向を左右することがわかっているメンバーは、プラにも余念が無かったようだ。
当日は朝から弱い風があたり、護岸を責めるのがセオリーとなっている大江川では、ベストコンディションとなった。第2戦を制したのは、小川 宗利 氏。警察裏のエリアでスピナベに出たバスから当日のコンディションを読みとり、次々とバスをGETしていったようだ。
5月12日(日)天候:晴れ 競技時間 7:00〜11:00
参加人数 73名 ウェイイン 25名 リミットサイズ25cm リミット本数2尾
エリア 最下流水門を南限とする大江川、福江川、中江川、及びそれらの川と水路で繋がる野池、水路。
シシ池(中江川)についてはエリア外
記録は2尾までの合計重量。リグ、ACT等のデータは本人が公開を許可する範囲で記載されています。

優勝
No418 小川 宗利 2180g
エリア:海津警察裏
ロッド:エッジ プライド EPGC−603
リール:リョービ イクシオーネ F300RM
ライン:デュエル フロロ 10Lbs
ルアー:スピナーベイト 1/4
カラー:グリーン
ACT:スローリトリーブ
ロッド:ダイワ トルネード ONE & HALF
リール:ピナクル DeadBolt
ライン:デュエル フロロ 6Lbs
ルアー:ZOOM FLUKE 4インチ
カラー:ウォーターメロン
リグ :ノーシンカー
ACT:フォーリング
2位 No238 伊藤 金康 2130g
エリア:海津高校裏
ロッド:スコーピオン EV リール:アンタレス
ライン:カバーブレーカー 14lb
ルアー:EG Dゾーン 1/2oz カラー:チャートリュース
ACT:スローロール
エリア:七本土橋上
ロッド:ラグゼ ビートル 552 リール:ダイワ 2500
ライン:ヨツアミ 4lb
ルアー:ヤマセンコー 3インチ カラー:ウォーターメロン
リグ :ノーシンカー ACT:シェイク
3位 No396 加藤 英一 1960g
エリア:中学校裏、資料館裏
ロッド:ハートランドZ 671ULRS-T
リール:ガゼル 2000C
ライン:FCスナイパー 3Ib
ルアー:常吉XX 4インチ
カラー:シャンパンゴールド
リグ :DS
ACT:ボトムバンピング
4位
No421 小島 勝治 1500g
エリア:漁協裏
ロッド:ハンティングシャフト HSS701DG
リール:アルテグラXT2000
ライン:4Ib
ルアー:サタンワーム 4インチ
カラー:スモーク 黒ラメ
リグ :テキサス
ACT:落とし込み
5位
No409 長根 弘幸 1480g
エリア:チューリップ橋下
ロッド:EDGE PRIDE 665
リール:スコーピオン 1000
ライン:ポパイフロロ 10Ib
ルアー:ベビーフラッシュホッグ 1/4
カラー:ウォーターメロン
リグ :テキサス
ACT:ズル引き
3rd stage
6月16日岐阜県大江川一帯においてTBC Shore Master's Tournament 第3戦が行われた。
梅雨入りしたはずの東海地方だが、雨は全然降らず、どうやら空梅雨のようだ。
季節の境目がハッキリしないのは水の中にも影響しているのか、どうもパッとしない一戦となった。
当日は、朝から薄曇り、絶好のコンディションと思われたのだが、どうにもバスの反応が悪く、参加者を苦しめたようだ。雨が少ないせいだろうか、大江川は水の色が悪く、シャローでベイトを追い回す姿も全く見あたらなかった。やはり、新しい水が入ってこないせいで、かなりナーバスになっているようだ。
シーズナルパターンとして、トップウォーターを戦略の中に入れてきた参加者も多かったはず、朝一の失策は短い競技時間に大きく影響し、焦りはリズムを狂わす。
2002年のレギュレーションの厳しさが、モロに出る結果となった。
当日の優勝者は、加藤 英一 氏。不調の大江川本流に見切りを付け、水の動く用水路に活路を求め、みごと読みを的中させた。
6月16日(日)天候:曇りのち晴れ 競技時間 6:00〜10:00
参加人数 61名 ウェイイン 14名 リミットサイズ25cm リミット本数2尾
エリア 最下流水門を南限とする大江川、福江川、中江川、及びそれらの川と水路で繋がる野池、水路。
シシ池(中江川)についてはエリア外
記録は2尾までの合計重量。リグ、ACT等のデータは本人が公開を許可する範囲で記載されています。

優勝
No396 加藤 英一 1510g
エリア:中江と五丁池をつなぐ用水路
ロッド:ABU ホーネット HS602VL
リール:AUSTER SS−700
ライン:バスバス GAME 4Lb
ルアー:ヤマセンコー 2インチ
カラー:シナモンブラウン
ACT:フォール
2位 No268 佐藤 秀樹 1350g
エリア:前川池
ロッド:フェンウィック GWC64SML
リール:ツインパワー Mg2500
ライン:FCスナイパー 5lb
ルアー:ゲールーグラブ 5インチ
カラー:茶
リグ :ノーシンカー
ACT:フォーリング
3位 No050 徳永 修 1130g
エリア:二軒家橋下
ロッド:バークレイ 60L
リール:シマノ2500
ライン:フロロ 4lb
ルアー:エコギア ストレート 3.5インチ
カラー:ウォーターメロン
リグ :DS
ACT:ステイ
4th stage
7月14日岐阜県大江川一帯においてTBC Shore Master's Tournament 第4戦が行われた。
直前に台風が通過し、コーヒー色の大江川戦となると思われたが、案外大江川は荒れておらず、いつもの水色での第4戦となった。
夏の大江川戦は、平水か、台風の影響を受けているかで、戦い方がガラリとかわってしまう。増水し、流れがあるときは、それこそスピナーベイトの独壇場となり、ストロングパターンが爆発するが、平常通りとなれば、ミッドサマーパターンとなり、手強いことこの上ない戦いとなる。護岸工事が進み、シェードが皆無となってきた今の大江川では、シャローの岸に着いていたバスもコンクリートの輻射熱を嫌い離れてしまう。
スローパターンで延々と流す作戦も、4時間となった今年のトーナメント時間では効率が悪すぎて使えず、パターンを見失った参加者は右往左往するばかりとなるのが夏の大江川戦の特長である。
そんな中、中江川で一人、気を吐いたのが平野 正 氏。
長年大江に通い夏のパターにも精通している彼が選んだ作戦は、中江川のスクールバスをシェードで迎え撃つというもの。中江川のエキスパート以外はとても通用しないパターンだが、彼はこのパターンで、キロフィッシュを8本掛け、5本の取り込みに成功している。
また、2位に入賞の倉嶋氏も、大江川ではあるが、東大江川上流部「秋江」で僅かな水の動きと水生植物の作り出すシェードからGOODフィッシュを手にしている。
7月14日(日)天候:曇りのち晴れ 競技時間 6:00〜10:00
参加人数 52名 ウェイイン 17名 リミットサイズ25cm リミット本数2尾
エリア 最下流水門を南限とする大江川、福江川、中江川、及びそれらの川と水路で繋がる野池、水路。
シシ池(中江川)についてはエリア外
記録は2尾までの合計重量。リグ、ACT等のデータは本人が公開を許可する範囲で記載されています。

優勝
No060 平野 正 2390g
エリア:中江川上流部
ロッド:フェニックス PS61H
リール:カルカッタ100
ライン:おおのスペシャル 16Lb
ルアー:ゲーリーラバジ 1/4 +ポーク
カラー:ブラック
ACT:フォール
ロッド:ハンティングシャフトSP (DS−SP)
リール:バイオマスター3000
ライン:おおのスペシャル 6Lb
ルアー:スライダーワーム 3インチ
カラー:スモーク
リグ:ネコリグ+キャッツアイ(ピンク S)
ACT:シェイク
2位 No214 倉嶋 和彦 1730g
エリア:秋江
ロッド:ルーミスGL3
リール:ステラ2500DH
ライン:スーパーハード 5lb
ルアー:ゲーリーツインテールグラブ 5インチ
カラー:ウオーターメロン
リグ :スプリット
ACT:ズル引き
エリア:五町
ロッド:ルーミスGL3
リール:ステラ2500DH
ライン:スーパーハード 5lb
ルアー:ゲーリーカットテール 4インチ
カラー:ウオーターメロン
リグ :ノーシンカー
ACT:フォール
3位 No424 松下 哲也 880g
エリア:西大江ストレート東岸
ロッド:FVR60SLJ
リール:エンブレム S 2000C
ライン:フロロ 5lb
ルアー:スワンプクローラー 3/32 oz
カラー:グリーンパンプキン
リグ :ワッキーツネキチ
ACT:シェイク&ストップ
5th stage
8月4日岐阜県大江川一帯においてTBC Shore Master's Tournament 第5戦が行われた。
夜明けからのうだるような暑さを覚悟しての第5戦だったが、ふたを開けてみれば朝から雷鳴が聞こえ、曇り空の涼しいスタートとなった。
参加者にとってこれほどありがたい事は無いが、バスにとっても活性を上げる原因となったようで、TBC始まって以来のウェエイイン率を記録した。
型の方はイマイチ上がらなかったようだが、ポッパー、スピナベ、クランク、バイブレーションと言った巻物系にすこぶる良い反応を示し、競技を忘れて釣りを楽しめたようだ。
特筆すべきは、中江川最上流部で、マップにも「爆」のマークを入れさせて頂いた。入れ替わり立ち替わり現れる釣り人に次々とバスをプレゼントし、「本当に中江川?」と思わせるほどのポテンシャルを見せてくれた。
どうやら、先月の台風ラッシュで水門が何度も開き水の入れ替えがうまく行われたようだ。大江川の水色も良く、釣れそうな雰囲気が伝わってくる。そこへ来て気圧が下がり、おまけに気温が上昇しなかったことが爆釣の原因では?と考えてみた。
第5戦を制したのは、第4戦に続き平野 正 氏。得意の「中江川スクールバス直撃パターン」で、夏のサイトを得意とする彼ならではのテクニックで連覇を成し遂げた。
8月4日(日)天候:曇りのち晴れ 競技時間 6:00〜10:00
参加人数 41名 ウェイイン 25名 リミットサイズ25cm リミット本数2尾
エリア 最下流水門を南限とする大江川、福江川、中江川、及びそれらの川と水路で繋がる野池、水路。シシ池(中江川)についてはエリア外
記録は2尾までの合計重量。リグ、ACT等のデータは本人が公開を許可する範囲で記載されています。

優勝
No060 平野 正 1700g
エリア:中江川上流部稲山
ロッド:フェニックス PS61H
リール:カルカッタ100
ライン:おおのスペシャル 14Lb
ルアー:ゲーリーラバジ 1/4 +ポーク
カラー:ブラック
ACT:スイミング
ロッド:ハンティングシャフトSP (DS−SP)
リール:バイオマスター3000
ライン:おおのスペシャル 6Lb
ルアー:スライダーワーム 3インチ
カラー:スモーク
リグ:ネコリグ+キャッツアイ(ピンク S)
ACT:中層スイミング
2位 No412 古田 光政 1290g
エリア:東大江札野プール上流部
ロッド:エッジ プライド 601
リール:ステラ2500
ライン:5lb
ルアー:ゲーリー4インチ
カラー:パンプキン
リグ :スプリット
ACT:フォーリング
エリア:中江川 沼新田
ロッド:エッジ プライド 603
リール:Mg
ライン:10lb
ルアー:ポップX
カラー:バス
3位 No418 小川 宗利 1160g
エリア:牛池南岸
ロッド:エッジ プライド603
リール:スコーピオン 1000
ライン:デュエルフロロ 10lb
ルアー:スミス スピナーベイト 1/4 oz
カラー:ホワイト
ACT:スローリトリーブ
6th stage
9月8日岐阜県大江川一帯においてTBC Shore Master's Tournament 第6戦が行われた。
2週連続で台風が発生したが、どちらも西に進路を取り、直撃は免れた。
被害もなく、雨だけをもたらした台風だったが、ここ大江川では、雨が降る降らないは、釣果に大きな影響をもたらす。
水門によって水位を管理される大江川は、雨が降れば流れが生まれる。当たり前のようだが、日常は止水域である川の水が動くと言うことは、とんでもない環境の変化である。バスの付き場はガラリと変わり、前日までのプラを無効化する。それが大江川の雨後、それも台風シーズンの釣りであり、初心者を翻弄する一面でもある。
そうなると、通い詰めた引き出しの多さが釣果に現れるのは当然のこと。今回も常連が上位を占める結果となり、いつもの顔ぶれが並ぶ結果となった。
今回の優勝者は平野 正 氏、なんとなんと3連勝である。
プラでは中江で行ったようで、「パターンは変わりつつあるけど秋を意識すれば大型が獲れる。」と語っていたが、雨の影響が色濃く出たことを察知し、急遽自分のパターンが通用しそうなエリアを大江に求め、見事に読みを的中させた。
スーパー裏のワンドは工事当年こそオダが爆発し、大型のヒットが目立ったが、その後沈黙し、あまり足を運ばなくなったポイントである。かの、尾方氏が得意としたエリアを、数年経った今、「ビッグワームという現代のアプローチで攻める」方法で攻略し、見事なプロポーションのバスをGETした。
プレッシャーの下がった最近の大江川では、昔ながらのエリアがやはり強いようだ。これは昨年あたりから感じ始めた事だが、有望ポイントをじっくり攻める事が、良い釣果をもたらすことが多い。トーナメントで「じっくり」とは相反する釣り方になるかもしれないが、プラでの自信があればやり通すことも可能であろう。
9月8日(日)天候:曇りのち晴れ 競技時間 6:00〜10:00
参加人数 48名 ウェイイン 16名 リミットサイズ25cm リミット本数2尾
エリア 最下流水門を南限とする大江川、福江川、中江川、及びそれらの川と水路で繋がる野池、水路。シシ池(中江川)についてはエリア外
記録は2尾までの合計重量。リグ、ACT等のデータは本人が公開を許可する範囲で記載されています。

優勝
No060 平野 正 2,220g
エリア:西大江スーパー裏
ロッド:Gルーミス ガンタースティック
リール:カルカッタ100XT
ライン:おおのスペシャル 12Lb
ルアー:ゲーリー8インチグラブ
カラー:ブラウン&ブラックフレーク
リグ :ノーシンカー
ACT:フォール&スイミング
2位 No232 鳥居 真好 2,080g
エリア:合流幼稚園前
ロッド:ABU モラム MLS661L
リール:Silver Creek 1500iA
ライン:トーナメント2000 5LBルアー:ハゼドン
カラー:シナモンソリッド
リグ :DS
ACT:シェイク
ロッド:ABU ホーネットHC−661MH
リール:DAIWA 103PV
ライン:トーナメント2000 10LB
ルアー:ラバジ(柳ジグ) 7g
カラー:ブラック
ACT:ズル引き
3位 No342 原田 和哉 1,240g
エリア:札野プール東詰
ロッド:デストロイヤー F1-61XS
リール:ツインパワーMgs 1500
ライン:スーパーハードプレミアム 3LB
ルアー:カットテール 4インチ
カラー:スモークパールブルー
リグ :ネコリグ
ACT:シェイキング
ロッド:デストロイヤー F2-62XS
リール:ツインパワーMgs 2500
ライン:スーパーハードプレミアム 4LB
ルアー:カットテール 4インチ
カラー:ウォーターメロンペッパー
リグ :DS
ACT:シェイキング
7th stage
10月13日岐阜県大江川一帯においてTBC Shore Master's Tournament 第7戦(最終戦)が行われた。
夏の間、いい感じで水が入れ替わって好調だった大江川だが、最近では水の動きは無いようで、水質の悪化が目に見えてわかる。そこに来て秋の一大事「ターンオーバー」が少なくとも前週から起こっており、いつまで続くのかと不安だったが、当日の朝は起こっていないようだった。「すでに終了か?」と少しホッとしたのだが、蓋を開けてみれば激渋の大会となり、大会史上希に見るローウェイトの大会となった。
最終戦を制したのは、No342 原田 和哉 氏。
秋の定番、プールの東詰で粘り倒しての勝利である。東大江がこの時期に強いのは皆が知るところではあるが、当日のコンディションを考えれば、誰もが迷う所である。実際私もいの一にここに入ったが、水の色は悪く30分ほどしても誰のロッドにも反応が無いのを見て見切ってしまった。
回遊があるとは頭でわかっていても、いつ起こるのか?本当に起こるのか?と迷えばあの魚は手に入らなかった事であろう。氏は終始その場所に腰を据え、信じた場所から3本のバスを引き出している。残念ながら最初に大型がHITしたにもかかわらず、ラインブレイクしてしまったらしいが、その魚がかからなければ、彼をその場所に留めることはなかったかもしれない。激渋の最終戦で信じた者に訪れたドラマであったのだろう。
2位、3位の両氏はスティディーな戦いを展開したようだ。コンディションが悪いのを見越したならば、後は魚が一番確実にいるであろうエリアに入ることは、実に単純であり明快な回答である。「放流エリア」折しも前週に大きな大会が行われたばかりで、そこにバスが一番ストックされていることはあきらかであった。
10月13日(日)天候:晴れ 北の風弱風 競技時間 7:00〜11:00
参加人数 48名 ウェイイン 10名 リミットサイズ25cm リミット本数2尾
エリア 最下流水門を南限とする大江川、福江川、中江川、及びそれらの川と水路で繋がる野池、水路。シシ池(中江川)についてはエリア外
記録は2尾までの合計重量。リグ、ACT等のデータは本人が公開を許可する範囲で記載されています。

優勝
No342 原田 和哉 1,050g
エリア:東大江プール東詰
ロッド:メガバス エボルジオンF3・1/2−63Xti
リール:アンタレス バージョン2
ライン:スーパーハード 10lb
ルアー:ブザービーター 18g
カラー:イマカツタイガー
ACT:ただ巻き
ロッド:デストロイヤー F2-62XS
リール:ツインパワーMgs 2500
ライン:スーパーハードナチュラル 4LB
ルアー:カットテール 4インチ
カラー:ウォーターメロンペッパー
リグ :DS(5gタングステン)
ACT:シェイキング
2位 No375 伊庭 洋至 670g
エリア:漁協裏
ロッド:ブルーダー ML610
リール:バイオマスター3000
ライン:バスザイル 6lb
ルアー:ヤマセンコー 2インチ
カラー:ウォーターメロン
リグ :ノーシンカー
ACT:フォール
3位 No396 加藤 英一 610g
エリア:漁協裏
ロッド:ハートランドZ ULRS−T
リール:リーガルZ
ライン:バリバス BMS 3lb
ルアー:常吉ワーム 4インチ
カラー:シャンパンゴールド
リグ :DS
ACT:リフト&フォール
2002 年間成績

phot 2002-3
2002 アングラーオブザイヤー
No268 佐藤 秀樹 260point
今年最後の公式戦となった第7戦。年間成績1位、2位、3位が各1点差、4位と1位の差が27点という接戦で、4名のうち誰が年間優勝を奪っても不思議のない状況は、当事者達に異常とも言えるプレッシャーを与えたことであろう。暫定1〜3位の者は、ノーフィッシュは即脱落を意味し、かつ、ライバルより上のウェイトを持ち込まなければ、一年間の努力は水の泡と化し、来年を待つしか無いのである。しかも、本年の大会時間は4時間。スタート後の迷いは許されない時間設定である。
結果は暫定1位の真弓氏が10位で脱落、暫定2位の鳥居氏は痛恨のノーフィッシュ、暫定3位の佐藤氏が4位で逆転優勝。暫定4位の加藤氏が3位へ浮上となった。
Classic
10月10日岐阜県大江川一帯においてTBC Shore Master's Tournament CLASSICが行われた。
年度の最後を締めくくるクラシックに出場できる条件は以下の通り
本年度会員の上位20名
本年度の大会優勝経験者
昨年度のクラシック優勝者
条件が重複する場合は、繰り下げ。
本年度参加を許されたのは26名、内7名は仕事の都合で欠席、19名での開催となった。
激渋とはこのことか!と言うほどの沈黙。
2002年度クラシックはそんな重苦しい空気の流れる中、競技時間だけが過ぎていった。すれ違う誰もが魚を見ていないと言う。いつもはうっとうしいギルのアタリも、無いと不安になるものである。
生体反応が無い・・・・バスは居るのだろうか?それとも口を使わないだけ?粘るべきか、移動か・・・・、たった4時間という競技時間は、釣る技術以上に時間の振り分けに神経を使う。自分自身にかかってくるプレッシャーは半端ではなく、潰された者にはノーフィッシュという結果しか付いてこない。我ながら今年のレギュレーションには苦労させられたが、このクラシックでは余計に重圧となってのしかかった。
クラシックに次は無い。来年出場できる保証は何処にも無いのだ。そんな思いが「入れ込み過ぎ」となっていることもわかっているのだが、やはり魚の反応が無いのは一番焦る。
注目のウェイイン。
もしや、全員ノーフィッシュか?と不安になるくらい誰もが暗い。
帰着サインには「0」ノーフィッシュのサインが続く。
結果、魚を持ち込めたのは5名だった。
クラシックWINNERは佐藤 秀樹 氏。
東大江プール灯籠前の張り出しで引きずり出した1600gが2002年のクラシック、ウィニングウェイトとなった。
11月10日(日)天候:曇りのち晴れ 弱風 競技時間 7:00〜11:00
参加人数 19名 ウェイイン 5名 リミットサイズ25cm リミット本数2尾
エリア 最下流水門を南限とする大江川、福江川、中江川、及びそれらの川と水路で繋がる野池、水路。シシ池(中江川)についてはエリア外
記録は2尾までの合計重量。リグ、ACT等のデータは本人が公開を許可する範囲で記載されています。

優勝
No268 佐藤 秀樹 1600g
エリア:東大江プール灯籠前
ロッド:フェンウィック FVR66CMLi
リール:スコーピオン1501
ライン:FCスナイパー 8lb
ルアー:ゲーリージャンボグラブ
リグ :テキサスリグ 1/16
カラー:ウォーターメロン
ACT:ズル巻き
2位 No421 小島 勝治 630g
エリア:東大江水門周辺
ロッド:ハンティングシャフトHSS-701DG
リール:アルテグラXT2000
ライン:5lb
ルアー:サタンワーム 4インチ
カラー:パンプキン黒ラメ
リグ :テキサスリグ
ACT:シェイク
3位 No312 小村 浩隆 450g
エリア:古琴寿司下流部東岸
ロッド:デストロイヤーF2-64XS
リール:トーナメントZ 2500
ライン:バスザイルフレックスハード 6lb
ルアー:カットテール 4インチ
カラー:スモーク赤ラメ
リグ :ノーシンカー
ACT:フォーリング
